へっぽこkのおもちゃ箱

TOYBOXなんてかっこよく書いてるけどよくある雑記。

【嫁と姑】25歳のアタシが後の姑様に出逢う迄(後編)

初めに

えーと
なんでしょ、
約12年前の思い出でございます。

もう既に消化済な案件。
昇華出来てるかdoかは
謎ですが。

今のアタシになる切っ掛けもとい

25、6歳頃が個人的に
ターニングポイント
だったなと、しみじみ。

『思い上がってた』格好悪い甘ちゃんな自分の記録でございます。




www.heppoko-k.com

先日の続きから。

二度目の入院

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入院で親に居場所を
知られてしまった
へっぽこK。

実は
この病気、
人生二度目だった。

『卵巣出血』

一度目は
大学4回の就職活動中の
クリスマス。

急な腹痛で
クリスマスデート中
動けなくなり
救急病院へ。

そのまま近所の病院へ入院。

何故か
二回目も
狙ったかのように
3年後の12月25日。

原因は不明。

当時の
お医者さん曰く

『ストレス』

二度目も同じコトを
言われてより一層
自分のメンタルの
弱さを責めた。


そして
より一層
自分が嫌いになった。


でも何故か
クリスマスも
サンタも嫌いに
ならなかった。

そりゃそうだ、
病気になったのは
クリスマスのせいでも
サンタのせいでも
ない。

久々の再会

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原因不明で
子宮の中には
吸収されない
血でぱんぱん。

子宮のレントゲンは
真黒。

「ここまで耐えるなんて
相当痛みに強いんだね」

3年前も診てくれたお医者さんに
誉められてるのか
鈍いと言われてるのか
よくわからない一言を
頂いた。

血を抜いてみて
変化がなければ
緊急手術の可能性有。

(3年前も同じこと聞いたっけな)

唯一違ったのは
二回目だから

『子宮全摘出の可能性大』

当然実家に電話を入れられる。

「家には誰もいない」
「親と一緒に住んでない」
「電話しないで欲しい」

思い付く限りの理由を
あげて
ねばったけど
夫でもないS君ではだめだった。

(どうしよう・・絶対に怒られる)

少し動くだけで
ずくずくと響いてくる腹痛よりも

(どうしよう・・絶対に怒られる)

それが気になって
点滴の音が耳にベッタリと
まとわりつく。

病室に近づいてくる足音が
聞こえる度に
その感情が膨らむ。

「ガラガラッ」

勢いよく開いた
病院の個室のドア。

きっと悲壮な
顔をしてたと思う。

そう
逃げ場がない(身動きとれない)。

幼少期から
事あるごとに
家出を繰り返した
常に「逃げる」コトを
選んでいたアタシの
弱点。


『逃げずに向き合う』


息をきらせながら
病院に飛び込んできた
のはやっぱりお母さん。

「お母さんごめんない」
それ以外言葉に出来なかった。

期待をコトゴトク
裏切ってごめんなさい。

ただもうそれだけだった。

「いいのよ、もう」

そう言ってくれた
うちのマミーの顔は
あたしと同じ位、涙で
ぐちゃぐちゃだった。

入院後

「仕事の事があるから」
と、建前で
実家に帰らないことを
宣言したへっぽこK。

実際は『仕事』と言うと
うちのマミーもパピーも
「なにも言えない」と
当時から知っていた。

そして契約社員から
正社員にあがる予定だった。

でも

入院した先が
婦人科

古めかしい会社では
当時仕事で組んでた整備士の
Mさんとなにかあったと
噂になってた。

彼氏が居るのに何故
そんな噂をたてられたのか
未だに謎。

お局様達に嫌われて
いただけかもしれない。

可愛げなんてものを
持ち合わせてなかった

自分が招いた結果だと
いうことだけが
残った。


結局
居心地が悪いだけでなく
仕事も気持ち良く
行えない環境にギブアップ
した。

そして、

この当時から
自己啓発本や
自分が使う
言葉にハマりだす。

メンタルトレーニングに参加

愛されてお金持ちになる魔法の言葉―あなたが変わる

当時すがりつくように
読んでた一冊。

今考えると
ものすごく危険な状態だった。

「これに書いてる通りにすればいい」

疑うことなんてなにもなく
盲信。

本当にこの言葉がピッタリだった。

そして、

周りの人と同じ様に出来ない自分には
普通の仕事は無理なんだ

とさえ思っていた。

そんな時

S君の先輩であり
後々へっぽこKの
親友になる芦屋のお嬢こと
Cと付き合っていた
M先輩がもってきた
話に興味をひかれた。

そう、
後々姑様となるママとの
距離がグッとちかくなった
出来ごと。

「メンタルトレーニング」

非常に高額だったが
M先輩の

「仕事で結果が欲しいKにもピッタリなんじゃないかな」

その一言に藁をもすがる気持ちで
当時の彼氏S君と一緒に
参加することを決めた。

なんなら一人でも
参加するつもりだった。

ただひたすら結果が欲しかった。

大学を出てから
職を転々とし、
ただひたすら

「こんなはずじゃなかった」

そんな想いを募らせるのに
はウンザリだった。


そして、
メンタルトレーニングの
通称『ワンデイ』に
何度か参加し、

次のステップ
通称『ツーデイ』に
参加。

そして
『ツーデイ』参加
3度目で
そう
へっぽこKに強烈な
印象を残した姑様と
後々旦那様となるJと出逢う
事となる・・・。


次回に続く・・・